同科は、一般整形外科に加えて、政策医療を推進すべく各スタッフが当該疾患を含む専門外来を開設し、高度の知識と技術が要求される専門的診療を施行している。脊柱管狭窄症および後縦靭帯骨化症は山下医師および林医師の専門領域である。
〒540大阪市中央区法円坂2-1-14 電話06-942-1331 内線:外来2115 医局:2420
1) 過去3年間(1996−8年)の脊椎外科手術(213件) 頸椎疾患(57件) 疾患名:頸椎症(44)、後縦靭帯骨化症(10)、慢性関節リウマチ (3)
術式:椎弓形成術(36)、前方固定(12)、後方固定(9) 腰椎疾患(93件) 疾患名:腰部脊柱管狭窄症(59)、椎間板ヘルニア(34) 術式:後方除圧(69)、後方除圧・固定(24) 脊椎脊髄腫瘍(47件) 疾患名:転移性脊椎腫瘍(33)、脊髄腫瘍(10)、原発性脊椎腫瘍(4) 術式:腫瘍切除(21)、後方固定(15)、前方固定(9)、椎弓形成(2) その他(16件)
2) 難病:後縦靭帯骨化症(10件)・・・椎弓形成(9)、前方固定(1) 広範囲脊柱管狭窄症(5件)・・・頸椎・腰椎手術(4件) 頸椎・胸椎手術(1件)
3) クリテイカル・パス チーム医療をより円滑におこなうために、平成11年6月にクリテイカル・パス法に基づき『脊椎クリニック入院治療ガイドライン』を作成し、このプログラムを実行している。例えば、頸椎症性脊髄症に対して頸椎椎弓形成術を施行する、あるいは腰部脊柱管狭窄症に対して後側方固定術を施行する場合、入院期間は4週間(術前2−4日、術後3週間)ということである。
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