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2008.11 台北訪問
2008.8 US. Visit (AAA)
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2007.8 US. Visit (AAA)
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2006.10台北訪問
2006.8 US. Visit (AAA, DC)
2006.1 US. Visit Clearwater
2005.8 US. Visit 西海岸  
2002. 4/1-4/14 ネブラスカ便り
2002. 4/15-4/30 ネブラスカ便り
2002. 5/1-5/12 ネブラスカ便り
2002. 5/13-5/31 ネブラスカ便り
2002. 6/1-6/15 ネブラスカ便り
2002. 6/16-6/30 ネブラスカ便り
2002..7/1-7/15 ネブラスカ便り
2002. 7/16-7/31 ネブラスカ便り
2002. 8/1-8/31 ネブラスカ便り
2002. 9/1-9/19 ネブラスカ便り
2002.1 US Visit: Austin
2000.2 US Visit(B-Schools) 
2001 Chapel Hill滞在(AAA) 
2001.2 US Visit (B-School)
1999.3  US Visit(B-Schools)
1999.2 US Visit (Internship)
1998.2 Malyasia (平生基金)
1990.6 Taiwan (中山大学)

 

 

  

 


Susumu Ueno’s Visit to Sweden
 
      上埜進のスエーデン訪問記 (3/3-3/12, 2010)

 

今回のスェーデン出張 (2010.3.3 - 3.12) では、School of Business and Economics, Linnaeus University at Växjö, SwedenVårens seminarieserieの講演者に招聘され 、「An Influence of Culture on Management (Accounting) Practices and Research」というテーマの下にセミナーを開催した。訪問先は、同大学と、School of Business, Stockholm UniversityProf. Bino Catasús (a Professor of Accounting and Auditing and the Director of Research at the School of Business) の研究室であった。
 

 
 

3/3

 6時に起床。ヤサカの関空シャトル便に京都自宅に740分に迎えに来てもらう。関空に940分に到着。フィンランド航空のカウンターにて、エコノミー切符であったが、ビジネスクラスの空いている座席に大阪からヘルシンキまで追加料金無しで座らせてもらうことになった。ラウンジ六甲にて搭乗時間まで待つ。定刻11:50に離陸。ヘルシンキにも定刻15:10に着く。


 
ヘルシンキでの乗り継ぎ便AY645 15Dが、エンジンの出力が十分でなく、修理を2時間ほど行うも、最終的に機体変更となる。このために、ヘルシンキ離陸は 16:50発の予定が3時間遅れの19.50 となり、ストックホルムのアーランダ空港 (Arlanda airport) への到着が19.50と遅くなる。


 10
分間隔で運行している空港バスでダウンタウンのシティーターミナルに。シティーターミナルとストックホルム中央駅はつながっており、中央駅に隣接する21時頃にRadisson Blu Royal Viking Hotelにチェックインした。シティー・ホテルゆえ、ロビー階にはカフェー、レストラン、バーがあり、人も多く、はなやかな雰囲気であった。駅前という場所柄もあり、ビジネス・ルームは価格が2万円台にもかかわらず、日本の同価格帯のホテル・ルームの広さで、多少、失望する。シャワーをとって23時に就寝。

 ストックホルム市内地区マップ

Stockholmストックホルム

 Stockholm Central Station

 

 

 

 

 

Radisson Blu Royal

Viking Hotel


3/4

時差で眠れずに、早朝4時から起き、パソコン作業をする。ホテルのレストランにて730分頃から1時間程かけてビュフェ・スタイルの朝食を楽しむ。

 

10時にホテルをでて、小雪の中、一日券を求め地下鉄とバスでストックホルム大学にでかけた。ストックホルム市内を張りの目のように細かく結ぶバスと地下鉄が共用の一日券はとても便利だ。100万人に満たない都市にもかかわらず、地下鉄の路線数や駅の数は大阪並みである。2路線しかなく赤字に悩む京都市や神戸市とは大違いで、社会インフラストラクチャの蓄積の違いをみせつけられる。

 

ストックホルム大学の中央に位置する地下鉄駅からバスで2つ目の停留所でおりて、雪のキャンパスに点在する建物群からビジネス・スクールを探す。ストックホルム大学のキャンパスは湖にも面しており極めて広大である。米国のビジネス・スクールと同様に、こぎれいで広いスペースのロビーがあり、そこでチーム学習していた学生にオフィスのある建物を携帯ネットで調べてもらい、案内されて1045分に、European Accounting Associationboard memberを務めているBino Catasús先生の研究室にたどり着く。教授と30歳前後のPh.D.学生が迎えてくれ、1時間半にわたり懇談する。討議の内容は以下の通りである

 

 (1) 学問研究の方法について。1950年代後半から経営研究・会計研究でも注視されるようになったpositive studiesにおけるempirical, modelingといった方法と、それまでの伝統的なdescriptive methodが、今日の日本やスェーデンで併存している。また、こうした潮流は両国だけでなく欧州全体が似通っていると。
 (2)
期間利益概念と業績評価との関係を、FASBの概念フレームワークや国際会計基準の導入の経緯にふれながら、資産負債アプローチ、公正価値会計、包括利益といったコンセプトが企業経営にどのように影響しているかを説明した。当期純利益に対する日本の産業界の空気も伝えた。教授からは、IFRSの影響に関しては、M&Aにかかわるのれんの評価や、無形資産の減損会計などについての話があった。
 (3)IFRS
のスエーデンへの導入体験に関するまとまった研究は見あたらないとのことであった。
 (4)
スエーデンではBSCBeyond Budgetingなどに関心が今でも寄せられているとの話があった。私からは、Beyond Budgetingに対する日本の関心は一過性であったと伝えた。
 (5) Asian-Pacific Accounting Association
との連携の可能性を打診し、cross-cultural studiesなどでの研究面での交流の希望を私から伝えた。

 

私の説明が時間として2/3程度であった。12時過ぎた頃に、キャンパス内のファカルティ・カフテリアに案内され、ビュッフェ・スタイルのランチをとる。その後、キャンパスを見学し、場所をラウンジに移し、紅茶を飲みながら1345分に話を終えた。訪問のギフトとして、先生からKosta Bodaのガラス・コップとGourmet Flingsalt(グルメイの塩)を頂く。バスと地下鉄で利用して、ホテルに15時前に戻る。 
 

Read more about Kräftriket university area

Hans Hasselbladh, Management

Stockholm University Stockholm University in winter

Prof.Bino
Catasús,
    

 Prof. Bino Catasús, 

Accounting Borders Studies in the Consumption of Accounting (SICA) The Capital Markets' Use of Intellectual Captal (MUSIC)  
 
なお、スウーデンでは、初等・中等教育機関はもちろん、高等教育機関(=総合及び単科大学)の授業料が無料で、ストックホルム大学では学生納付金が年間に30ドル程度とのこと。また、ビジネス・スクールでは4,000人の学生が学んでおり、学部では60% が女性、博士課程でも 50%が女性だが、教員レベルではほとんどが男性であるとのことであった。大学教員のポストも米国で学位を得た若手におされているとのことであった。会計領域で活発に研究を行っている教授は全国で30名に満たず、これまで教育中心の世界であったとのこと。こうした現況も日本と近似している。ただし、英語は重視されており、修士論文は英語で書くことが必修とのこと(博士論文はスエーデン語でよいとのこと)。ちなみに、北欧ではBBCCNNなどの放送をいつでも聞け、このためか、ネイティブに近い英語を出来る人も少なくない。

 

ホテルに戻ってから、風邪による頭痛が悪化したので18時まで眠る。夜、 Central Stationにでかけ、Vaxjo行きの切符を購入する。22.30に就寝。
 

3/5


よく眠れ5.30に起床。パソコン作業の後、3階にあり屋上まで吹き抜けのホテル・レストランで730分頃から1時間程度かけ、ビュフェ・スタイルの朝食を楽しむ。

 

今日は晴れており、10時にホテルをでて、一日券を中央駅で求め、東京大学と連携関係にあるストックホルム経済大学(Stockholm School of Economics, SSE)に地下鉄にてでかける。地下鉄駅をおりると、大きな建物が複数あり、その一つがSSE であった。建物の大きさは異なるものの、改築前の明治大学のような古い建物があり、全学科がこの建物に収容されていた。5階に会計学科があった。

 

関係領域の教授に会えればと思ってきたのだが、ストックホルム地区の大学は本日から休暇に入ったとのこと。事務職員にこの地区で最も大きな書店の場所を聞き出し、同店に行く。しかし、会計関係の英語図書の種類が少なく、教科書が数種類あっただけ。

 

ホテルに戻り、手持ちのカバンを部屋に置き、ガムラ・スタン地区へと散策。迷路のような古い街を歩いていたら、ノーベル博物館に出くわす。ガイドブックで確認すると、お隣の大聖堂を挟んで、グスタフ王朝の王宮があることがわかった。入場券を100クローネで求め、アパートメント(住居、客室、会議室)2階と3階を見学。インテリアのタピストリー、天井のラファエロの壁画、壁の彫刻、調度品のどれをとっても、すばらしく感嘆する。丁寧に2時間余りかけて見学を終える。続いて、お隣の国会議事堂の見学に行くも、見学時間が終わっていた。

スエーデンは、現時点で、北欧4カ国で最も人口が多く、900万人強である。デンマーク、ノルウェーが500万人強、ノルエーが500万人弱に過ぎない。人口が200万人程度であった当時のことを考えると、グスタフ王朝の財力、権力に感嘆せざるを得ない。これだけのものを、いかにして建設し維持できたのか疑問がわく。そこで、スカンジナビア4ケ国の歴史をホテルに戻ってから調べた。

 

本日は中央駅近辺しか歩かなかったが、ストックホルムは歴史のある美しい町であり、100万の人口にしては地下鉄などが発達しており、経済的・文化的な蓄積のある町との印象を持つ。ガイドブックにより、100万に満たないスカンジナビア各国の首都の地下鉄網の充実ぶりを知り、日本の社会インフラストラクチャの貧弱さにいつもながら幻滅させられた。

 

なお、風邪になやまされ、15時にホテルに戻り、仮眠する。22時に起きてシャワーをとる。 2330分に再度、就寝。
 

3/6


4
50分に起床。 空気が乾燥しており、夜中も日中もかゆい。顔を洗って講義・セミナーのスライドの改善作業を開始した。ホテル・レストランで730分頃から1時間程度かけビュフェ・スタイルの朝食を楽しむ。

 

午前中はスライドの手入れをする。今日はVaxjoへの移動日で、3泊の部屋代5,000クローネを支払い、1130分にチェックアウトして中央駅に。切符には列車番号の記載がないので、駅構内で何人もに訊ねながら、11番ホームへと行き、コペンハーゲン行き列車に乗車。

 

車窓からの風景からして、積雪50cm程度はありそう。快晴ゆえ、風景もよくみえる。冬の北陸線を走っている感じ。車両をワゴンと呼び、内装は木製でしっかりした作り。物価は高く、コーラが20クローネ、300円する。900万の人口なので、南のヨーテボリやマルメ以外に、中都市はない。Alvestaで乗り換え、ローカル線にて10分ほどでVaxjo(ベクショー)に到着。

 

Prof. Scarbroughが駅に出迎えに来ており、5分ほど歩くと、Elite Stadshotellet Växjö  (Elite Stadtshotel, Kungsgatan 6 351 04 Vaxjo, Sweden)につく。チック・インをした後、16.30-17.30まで、ホテル隣の喫茶店で同教授とAPMAA(Asia-Pacific Management Accounting Association)の運営等について懇談。なお、ダウンタウン全体が歩行者天国になっており、きれいで清潔。メインストリートを中心に買い物の人通りが多く、人口6万強の都市と思えない。この町づくりは大いに参考になる。

 

18.20から20.30まで、Prof. Scarbroughと宿泊ホテルでDinnerをとる。簡単なデナーだが、二人で700クローネ、約一万円をチャージされる。洗濯とシャワーの後、21.30に就寝。
 

 The hotel is situated right in the centre of town, with the airport bus just outside the door and only 50 meters from the railway station. We have 124 first-class rooms with cable TV, film channels, large bathrooms (some with Jacuzzi baths), room service and IT Business Rooms for those of you who wish to work from your room.


 

3/7


5
30分に起床。快晴、 スエーデン出発前からの風邪が直らない。730分から1時間ほどホテルのレストランでビュフェ・スタイルの朝食。その後、午前中全体、presentation slidesの手入れをする。

 

13.30から、Prof. Scarbroughの車で、ガラスの王国(Glasriket - Kingdom of Crystal)にあるKostaOrreforsのガラス工房にでかける。Vaxjoのきれいな街並みを過ぎると、家も少ない森林地帯へ。30分で工房へ。ちなみに、KostaOrrefors Bergdalaともに、ガラスの有名ブランド。18世紀半ば、スウェーデンの南東部にあるこの地方では、人々の生活の糧であった工業や林業が奮わず、豊かな森林からの薪、湖からの清らかな水を活用して、コスタで初めてガラス製造が行われた。現在は11の工場があるとか。アウトレット(売店)をめぐるも、何も購入せずに16.30にホテルに戻る。

 

17.30Prof. Scarbroughの車で、ホテルからProfessor Alpenberg宅にでかける。Linnaeus Universityを超え、20分ほどの位置にある。室内の内装が垢抜けていて、スペースもほどほどのこぎれいなお宅。小さな娘さんが三人おられて賑やか。前菜に野菜のサラダ、メイン・デッシュにサーモン、そしてラズベリーのアイスクリームのデザートを頂く。20.30 にホテルに戻る。22.30に就寝。
 

Växjö University

On 1 January 2010 Växjö University and the University of Kalmar will merge to form Linnaeus University.
 

3/8

4
50分に起床。快晴。風邪。
 5.00-7.30
の間、スライドの手直しを行う。7.30から8.30まではホテルのレストランでビュフェ・スタイルの朝食を頂く。
 
 9.00
にホテルに迎えにきてもらい大学に。 Lecture for international students in Management AccountingRoom K1046)ということで、Corporate and accounting infrastructure in Japanという題目で、10.15から12.00まで講義を行う。フランス、アフリカ、ウクライナ等多様な国からの留学生20名程が熱心に受講した。Prof. Scarbroughにお願いして、常時、質問してもらいながら、スライドに沿って講義を進める。学生の質問も結構あり、反応はよかった。

 
12.30-1.30
の間、三人(with Jan and Paul)で大学カフテリアにてランチをとる。

1.30-2.20の間、極めて心地良い日差しの中、国際センターの職員のご案内でLinnaeus Universityのキャンパスを見学。Linnaeus大学は25,000人の学生が在籍しており、15,000人いる、このVaxjoキャンパスには湖や森もあり、極めて広大。キャンパス内の学生寮は4,000人も収容可能とのこと。湖などは氷が張っており、一面が雪景色。校舎は機能的なつくりで、内装に木材がふんだんに使用されている。ここ数日の快晴で、日中の気温も0度を超えており、通路の雪や湖の氷もゆるみ、春の訪れが近いようだ。


 14.30-15.00 Department Headに挨拶に。Organization theory が専門とのことで、珈琲を頂きながら、同領域のトピックスを話し合う。明日のセミナーの内容を紹介するなどし、記念にOrreforsのグラス・カップを頂く。

 

15.30- 4.30の間、Prof. Scarbroughと町のメインストリートにある、こぎれいな喫茶店で懇談する。

ホテルに戻り、スライドの修正作業に着手しようとしたら、大学の教室にコンセントのアダプターを忘れたことが判明し、メインストリートにあるショッピング・センターのClas Olssonにあるパソコン店に行き、スエーデンのコンセント口に合う電気コードを買い求めた。

 

6.00 -8.00の間、 Prof. Scarbroughが原価計算基準の内容を知りたいと申されていたので、基準の目次をサイトから探して英語翻訳に取り組む。20.30に就寝。
 

3/9


6
30分に起床。快晴、風邪が少し良くなる。7.00-8.00の間、ホテルのレストランでビュフェ・スタイルの朝食をとる。

 

 8.30-11.40の間、原価計算基準目次の翻訳と、本日の報告スライドAn Influence of Culture on Management (Accounting) Practices and Researchの手直しを行う。12.00にホテルに迎えに来てもらって、市内のこぎれいなレストランでProf. Alpenberg, Prof. Scarbroughの三人で Lunch。その足で、大学の研究室へ。

 

 3.30-5.30pmまで、School of Business and Economics, Linnaeus University at VäxjöVårens seminarieserieにおいて、facultyを対象に、An Influence of Culture on Management (Accounting) Practices and Research というの論題で、講演した。Prof. Scatbrough がモダレータを務めてくれ、質疑応答を交えながら、和やかな勉強会という雰囲気の中で2時間のセミナーを終える。参加者は数名と多くなかったが、おおいに興味をもってくれ、参加者各自の研究方法についての討論も含む活発な議論が行われた。
  

Vårens seminarieserie(講演会)の案内ポスター

Faculty Seminar by S. Ueno

 
18.00
から、Vaxjoの飛行場に近い、結婚披露宴の会場を兼ねる白亜の建物のレストランにて、Linnaeus UniversityVaxjo校で経済学を長年にわたり教えている日本人の鈴木先生を交え、Prof. Alpenberg, Prof. Scarbrough との4人でデナーを。スエーデン・ビールで乾杯したのち、コース料理で、前菜、メイン・デッシュ、デザート、コヒーという順序。一人当たり700クローネ(一万円)程度消費した。ちなみに、鈴木先生は40数年前にスエーデンにこられ、学士・修士をスエーデンで終えられ、ルンド大学で博士の学位を取り、こちらの大学に勤務されたとのこと。

 

帰りの車の中で、通りかかった湖の付近の住宅について、このあたりは風光明媚ゆえ人気があり、一戸建て住宅が1億円から3億円程度するとのこと話を聞く。同規模の住宅を市内で購入すると6,000 万円程度、郊外の田舎では4,000万円程とのこと。21.00にホテルに戻る。23.00に就寝。
 

3/10


6
30分に起床。快晴。風邪が大部良くなる。7.00-8.00の間、ホテルのレストランでビュフェ・スタイルの朝食をとる。9.00に大学に。10.00- 12.00の間は、Lecture for international students in Management Accounting (Room D2266)であった。20名の学生を前に講義する。移転価格税制について、税制のと業績評価の両観点への配慮の必要性を説く。質問が行き交い、双方向の講義となった。

 

13.30-14.30の間、ゴルフコース・乗馬場に隣接する瀟洒なレストランにドライブしてでかけ、Prof. Alpernbergと二人でランチ・ビュフェをとる。15.00にホテルに送ってもらう。明日、帰国なので、チェクアウトを済ませた。Flex rateよりも安いuniversity rateなので、朝食付き6泊で宿泊代 3,730(一泊平均622)クローネであった。

 

19.00にホテルをでて、Hyttsillの夕べを楽しむために Bergdalaにでかける。年配の男性歌手によるライブ・ミュージツクがあり、ソーセージとポテト、ワインからなる料理を楽しんだ後に、工房に併設したお店でワイン・コップを購入した。22.00にホテルに戻る。22.30に就寝。

 

I love NYbro!

to Bergdala for "Hyttsill".

ガラス工房めぐり

19.00-21.30

 http://www.x9x2x.com/archives/2008/06/day2.html

 

 

3/11木、3/12

 

530分に起床。晴れ。 スエーデンの冬は空気が乾燥しており、かゆみ止めが必要。風邪も良くなる。
6.40-7.20
の間、ホテルのレストランでビュフェ・スタイルの朝食をとる。7.50にチェックアウトする。

今回は、交通費、Vaxjoでの宿泊費、デナーやランチなど、20,000クローネを招聘した両教授に負担して頂いた。私の負担は、ストックホルムでの3泊の滞在費6,000クローネ約9万円と、お土産代金6万円、および関空シャトル代等1万円であった。

なお、Prof. Alpenbergの車で空港に行くも8.10に到着し、一番乗りでカウンターが開店前。無線ランが無料で利用できた。国内線航空
Skyway AB SL17Sへの搭乗は09.20に始まり、10分遅れて離陸。30人乗り程度の小型機であった。雲に覆われていたが、ストックホルムが近づくにつれ晴れて、眼下に道路や森がみえた。10.15にストックホルム空港の国内線ターミナル4に到着。ヘルシンキへの出立まで4時間あった。国際線ターミナル5と通路で結ばれているが、端と端に位置しており、ターミナル5のフィンランド空港のカウンターまでは30分も要した。ターミナルの免税店で2時間弱つぶす。さらに13.00になったので、サンドイッチとオレンジジュースを購入。88クロールと、昨日のゴルフクラブのお昼と同額であり、空港の物価の高さを実感した。


搭乗口に行く前に出国手続きの列に並ぶ。順番が来るまで30分近くも要した。フィンランド航空AY642 14Dにてストックホルムからヘルシンキへ(ストックホルム (アルランダ空港14:10発でヘルシンキ空港に16:10に着)。 ヘルシンキから関空に定刻通りにフィンランド航空 AY077 42(ヘルシンキ空港17:10)03/1209:40に定刻通りに関西国際空港に着く。ヤサカタクシーのシャトル便で関空を10.40に出立して自宅に12.10につく。疲れがたまっており夕方まで寝 る。