20/02/14作成
平生太郎基金から科学研究奨励助成金
会計学の教育と研究の現況 ―国際調査―
"Survey
of Accounting Education and Research in Japan"
(2007年3月に研究成果報告書刊行済み)
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2005年度に甲南学園平生太郎基金から科学研究奨励助成金を授与されました。この助成金をベースにH17年度平生プロジェクトとして、『会計学の教育と研究の現況 ―国際調査―』を行いました。研究成果報告書は2007年3月に刊行しております。 |
研究チーム |
代表委員 上埜 進 甲南大学会計大学院 経営学博士(DBA)
委 員 長坂悦敬 甲南大学経営学部 博士(工学)
委 員 杉山善浩 甲南大学経営学部 博士(経営学)
委 員 椎葉 淳 大阪大学大学院経済学研究科 博士(経済学) |
概要
[何を行うか]本研究は、今日まで会計実務、および会計学の研究・教育を主導してきた英語圏の国々の現況と、わが国の現況とを調査し、会計学の研究・教育のあり方を探究します。これは、英語圏における会計学研究の潮流を調査した上埜の研究(2003)を、教育にまで研究対象を拡大したものと位置づけることが出来ます。なお、今回の調査対象国は、会計実務に大きな影響を及ぼしてきた米国と英国、そして日本です。 |
2005年度
会計学教育の調査 |
大学・大学院におけるカリキュラム
各教科のシラバス(何を教えているのか)
教授法(講義、ケースなど)
会計学教員の資格要件
学生の卒業後のキャリア・パス (CPA養成教育との関係で) |
職業会計人教育の調査 |
資格試験制度
米英と日本の養成教育の比較(学部・大学院) |
2006年度
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研究成果報告書のまとめ |
分析方法 |
定性的分析
経緯と現況を論理的に記述し、リッチな情報を提供する。
定量的・分析的研究
収集した文献・資料や、質問票およびヒアリングの回答結果に、統計解析を適用する。類型化と因果関係の解析を行う 。 |
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研究のスケジュール |
2005.4
文献研究と研究の全体像の作成
2005.5
フレームワークづくりとliterature review
資料による分析(国内と海外の主要大学のカリキュラム分析(配当科目、使用テキストと学習項目、講義時間))
質問票の開発、送付先の選定
2005.5.31 論文および質問票の素案の完成
2005.8.31
質問票の完成
2005.9-11 学会報告(日本会計研究学会、管理会計学会、原価計算学会)
2006.12-5
研究成果報告書の編集と完成(2006.5.31)
2007.3 研究成果報告書の発行 |