上埜進の米国出張記 (2002年1月)
Prof. and Dr. Susumu Ueno's Visitation to USA (between 11th and 20th
January 2002)
上埜進甲南大学教授の2002年1月(11日から20日まで) の米国出張記です。Omni Austin Hotel Downtownで開催されたMidyear Meeting of
the Management Accounting Section of American
Accounting Associationに参加した後、New York State University at Buffaloを訪れています。の米国出張記です。Omni Austin Hotel Downtownで開催されたMidyear Meeting of
the Management Accounting Section of American
Accounting Associationに参加した後、New York State University at Buffaloを訪れています。
10(Thu) 京都の自宅を正午に出て、「はるか」で関空へ。UA 810(Osaka 3.45 - San Francisco 8.15)をビジネス・クラスで。米国内のUA406(SF 11.20 - Denver 14.47)とUA1120(Denver 18.25 - Austin 21.22)はファースト・クラス。UA1120では奇遇にもProf. Ken. Merchantと席が前後になる。なお、氏をProf. L. Gordonと感違いしてしまい、翌日の学会時にお会いしたときに、このことに気づく。アップ・グレードの旅で、空港ではUAのラウンジを利用できたものの、トランジットの待ち時間は寝ることもできず、24時間の長旅で疲れる。定刻に到着したAustinではスーパー・シャトル($10)でPM10.30頃に Radisson Hotel Suites Austinにチェック・イン。ホテルは1st STに面し、かつタウン・レークの湖畔にあるのだが、建物で視界が遮られた三階の部屋を割り当てられていることが部屋に入ってから判明。
11(Fri) Management Accounting Section of American Accounting Association at Omni Austin Hotel Downtown
眠れぬこともあり、部屋のことが気になり、夜明けの5時に部屋の変更をフロントに申し込む。7階のスイートに移る。睡眠時間は四時間程度。8時に部屋を出て、徒歩で会場のOmni Hotelに行く。AM8.45からProf. Sham Sunders によるAgency theoryに関する基調講演が始まる。報告を聞いている時は、睡眠不足から一日中、睡魔に襲われる。ランチはProf. Anne, Prof. Hoや学習院の三矢君と同席する。U. of Colorado at BouderのProf. F. H. Selto, U.of PittsburghのProf. J. G. Birnberg, U. of BuffaloのProf. Huefner、Ms. Terri Mecca (IMA)や Prof. K. Merchant, Prof. Lindole, Prof. S.G. Kerr (U. of Nevada at Rebergno)と挨拶をかわしたり、話をしたりする。ディナーでは、Management Accounting Sectionの前 Chair でU. of Wisconsin at MadisonのProf. Matsumuraと話し込む。
12(Sat) この日も眠れずに3時に目が覚め、結局、睡眠時間は4時間。 メール原稿等を作成する。8時に部屋を出て、AM8.45からのProf. Bromwichによる管理会計学研究における欧米の違いを語った基調報告を聞く。前日と同様に、常に睡魔に襲われる。ランチ・タイムにProf. HuefnerやEmory U.に移ったProf. Robin Cooperと同席になる(櫻井、廣本、吉川氏の消息を聞かれる)。また、 Rice UniversityのProf. M.J.Epsteinと名刺を交換。 今回の学会出席の反省点は、@数日間の余裕をもって米国入りし、予習も行い、かつ頭をすっきりさせた上で、学会に望む。AAAAの年次大会と、管理会計セクションのMidyear Meetingでは必ず報告すること、といったことである。 Prof. Chen から、学会終了後の別れ際に、U. Nebraska at Lincolnでsabbatical 期間をOffice付きで受け入れてくれるとの話を頂く。また、著書を帰国後に贈ることを約束する。 Prof. Ho, Prof . Anne Hu, 三矢君、イタリアのUniversity of BolognaのProf. Riccardo Silvi (Professor of Management Accounting, Department of Management Studies)と四人で、キャピトル、テキサス大学キャンパス等を散策し、レストランで夕食を一緒にして、8.30に別れる。メールでの約束通りにPM. 9.30にProf. Orapinから電話があり、joint-research projectについて話し合う。そのあと、考えをパソコンにタイプする。PM. 11.30に寝る。
AAA.管理会計セクションのMidyear Meetingは管理会計領域の最新の研究成果を知る効果的な場です。
Buffalo
(New York State University at Buffalo)
13(Sun) : Buffaloへ移動日 眠れずに3時に目が覚め、コンピューターで記録の整理をする。睡眠時間は4時間。レストランFridayで朝食($11)をした後、9.30にホテルをチェック・アウトしてスーパー・シャトル($10)で空港へ。2時間も待ち時間となる。ネットでしたBuffaloのRadissonのcancellationを電話で再確認する。UA1166(Austin (AUS)12:00 - Washington (IAD) 16:01)は定刻であったが、Washington (IAD) 17:20 - Buffalo (BUF) 18:30 の便が機体の故障でキャンセルになり、結局、交渉してUnited Airwaysの便に変更させ、Philadelphiaでの乗り換え便でBuffaloにたどり着く。このため、Prof. Bunkerや太田氏、ホテル等への連絡のためcalling cardを$30購入する余計な出費が発生。空港到着が夜の11時20分となり、ホテルのシャトルバス・サービスが11時で打ち切りであったため、タクシー($19)でホテルに。真夜中の12時のチェックインとなり、風呂と洗濯を終えてAM1.30に就寝。数年前にバンクバーから来たときの飛行機の到着遅れによるシアトルでのトランジット失敗に続き、Buffalo入りは2度連続のトラブル。
14(Mon) Visit New York State University at Buffalo (The school starts on Jan 22) 朝、3時に目が覚め、もう一眠りして5時に起き、6.30まで記録を作成。Prof. Bunkerから10時に電話をもらう。Prof. Huefnerに10.30にOfficeで会い、埼玉大学の末松先生(35才)と博士課程の太田氏(33才)を紹介してもらう。会計学科からの招待ということでランチを彼らと共にする。その後も情報交換する。3.00に
Prof. Bunker(シカゴ大の修士、コロンビアの博士)の研究室に。自宅への招待を受け、一時間あまりのドライブで、肉牛の農場経営をしている、別宅であるcountry-houseに到着。自然の餌で育成した牛をごちそうされる。ご主人はハーバード出身で、UBビジネス・スクールを1995年に退職した名誉教授(OB担当)。娘がsocial worker で孫娘が医学部進学課程。他に高校を今春卒業するWindy。雨の中を一時間かけてホテルまで送ってもらう。12時に就寝。
15(Tue) 相変わらず眠れない。Prof.HuefnerからAM.9.00に電話があり、 10時にProf. Thomas (Associate Dean on international program)とのアポイトメントを知らされる。氏はInternational Managementを教えており、China expertとのこと。日本経済の現況と将来について一時間ばかり討論する。なお、氏はVice ProvostであるDr. Dunnettと共に甲南EBAのUB側責任者であるとのこと。また、11.15から1.00まで、Prof. BunkerとDr. Dunnettによるランチの招待を受ける。氏の笹川財団理事の経験を踏まえての日本経済の現況分析が中心話題となる。日本経済の悲観的な見方が米国では支配的との見解。私の方は政策不況であると主張。2時に日程を終え、後は末松先生、太田氏と歓談。Buffaloダウンタウンのグリルで夕食。太田氏とは夜11時まで日米の学会風土について語り合う。12.30に就寝。
San Francisco
16(Wed) S.F.へ移動日 五時に起床。メールを作成。送付しようとしたが、何回試みてもPCがサーバーの不調を表示される。8.20にcheck-outして空港へ。8.50には手続きを終え、待ち時間をパソコンの打ち込みに。UA7601 Buffalo 10.25 - Chicago 11.03、 UA143 Chicago 12.00 - S. F. 14.34でサンフランシスコへ。Crown Plaza Union Square に 4時にチェック・イン。 Union Squareにある大型Bookstoreの Brothersで立ち読みし、Sabbatical期間の受け入れ大学の情報収集を8時頃までする。Sabbatical期間の受け入れ依頼メールを作成し、Prof. Blocherに送付。寝損なって、2時に就寝。
17(Thu) 3時間の睡眠で五時に起床。メールや原稿を作成。お昼まで寝込む。大型Bookstoreの Brothersで受け入れ候補となる各大学の特徴をチェック。8時頃まで過ごす。Sabbatical期間の受け入れ依頼のメールをProf. & ChairのK.Merchantに送付。他にも同様の依頼メールの原稿を作成。寝損なって2時に就寝。
18(Fri) 五時に起床。メールを作成。仮眠をとるが寝れない。10時前にProf. K. MerchantからメールをDeanに転送した旨の返答あり。お昼にChina Town、ビジネス街、画廊を散策。Deanから委員会にかけるとの返答メールあり。大型書店Brothersで本を購入。3時にHyatt Regency SFO Airportに移動。夕刻からProf. Merchant, Dean, Prof. Epsteinへの礼状、ならびにProf. Orapinとの共同プロジェクトのメール処理等に時間を費やして、寝損なって2時に就寝。
19(Sat) 移動日 3時間の睡眠で五時に起床。出張費の精算をExcel処理と記録の作成。7時から8時30までまで仮眠。9時にCheck-outして空港に行く。UA809で S.F.を 11.55に出立。
20(Sun) Osakaに定刻の 16.50に到着。はるか、タクシーと乗り継ぎ、京都の自宅に7時に到着。
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