講義構成(以下は目安であり、期中に内容変更があります)
1.1(4/5) 企業社会における人間 「国産computer ゼロからの大逆転」のビデオの試写と感想、 富士通とNECのホームページ見学 or 本年度入社式社長訓辞 @ビデオの感想、A価値観・人生観、B特技・取得資格・進路) 1.2(4/5) シラバス(本サイト)の説明 講義のアウトラインの説明(教科書について) 「上埜研究室」ならびに「Web-siteで学ぶ管理会計」を説明します。
課題 NECと富士通の2003年度の損益計算書と貸借対照表(決算公告用)を(http://ir.nikkei.co.jp)からダウンロードして次回講義に持参して下さい(講義時に使用します)。
2.1(4/12) 『管理会計ー価値創出をめざしてー』 第1章の復習をした。 2.2 (4/12) 『管理会計ー価値創出をめざしてー』第2章 財務諸表 NECと富士通の事業報告書から2003年9月中間期の財務諸表をダウンロードし、財務諸表の説明と分析を行った。
追加課題 NEC(監査役会設置会社)と東芝(委員会等設置会社)のコーポレートガバナンスの構造を、両社のホームページにある組織図をみて、比較検討しなさい(4/12)。
3.1(4/19)『管理会計ー価値創出をめざしてー』 第1章について、NEC(監査役会設置会社)と東芝(委員会等設置会社)のコーポレートガバナンス、西武の総会屋への利益供与と企業倫理の関係を説明。第2章について、日経会社情報からNEC、富士通、ソフトバンクのデータで企業価値について思考。 3.2(4/19) 『管理会計』第3章 原価計算の基礎 例題 『原価計算』 第1章 原価計算総論
追加課題 NECと富士通の英文アニュアル・レポートから2003年度の英文損益計算書と英文貸借対照表をダウンロードし、日本語財務諸表と比較し、勘定科目の英語表現を研究しなさい。
4.1(4/26) 中間試験の予想問題について。その後、『管理会計』第4章 営業量、原価発生額、利益額の関係についての講義。 例題 『原価計算の基礎』第12章 意思決定会計 第1.3節 4.2(4/26) 『管理会計』第4章の講義、および第5章
意思決定のための関連収益・関連原価の説明と以下の課題について。
課題1 エクセルで散布図と回帰分析の例題、および線形計画(ソルバー使用)の例題を解きなさい。
(注意) 繰り返しになりますが、講義は『管理会計ー価値創出をめざしてー』を予習していることを前提に進めます。また、教科書無しでは講義を理解できませんので、教室に毎回必ず持参して下さい。
提出課題(10点)
『管理会計ー価値創出をめざしてー』のはしがきと目次を読み、管理会計のフレームワークについて自分なりに見解をA4用紙1枚以上2枚以内にまとめ、5/10の講義時に提出して下さい。コピー・レポートは全員が減点10点です。
なお、レポートの書式は35字40行に設定し、最初の行に年月日と題名を、2行目に学年、学籍番号と氏名を、3行目から本文を書き始めて下さい。表紙はなし。他人のコピー、手書き、1枚に満たないレポートは未提出扱いとするので要注意。
5.1 (5/10) 『管理会計』第5章 意思決定のための関連収益・関連原価
提出課題(レポート)の回収 5.2 (5/10) 例題 『原価計算の基礎』第12章 意思決定会計 第4 .5.6節 5.1 (5/17) 『管理会計』第6章 投資決定の方法 6.1 (5/17) 『管理会計』第7章 経営戦略の策定 日経サイトの会社説明会映像を使用 http://ir.nikkei.co.jp/ (みずほFG、NEC、東芝、協和発酵、日立マクセル等)
『管理会計 初版』は品切れ。『管理会計 第2版』は生協書籍部に5/17に入荷。 「管理会計」の初版を購入して頂いた人には第2版で書き換えた事項を記載したプリントを配賦しております。早めにプリントを請求してください。
第2版購入者および5/10レポート未提出者の提出課題(10点)
『管理会計ー価値創出をめざしてー』の「第2版に寄せて」、「はしがき」、「目次」を読み、管理会計のフレームワーク、制度会計の管理会計への影響等を自分なりに考えて、見解ないし感想をA4用紙1枚以上2枚以内にまとめたレポートを、5/24の講義時に提出して下さい。 なお、レポートの書式は35字40行に設定し、最初の行に年月日と題名を、2行目に学年、学籍番号と氏名を、3行目から本文を書き始めて下さい。表紙はなし。他人のコピー、手書き、1枚に満たないレポートは未提出扱いとするので要注意。5/10に提出のあったレポートにおいて、数名の人がコピー・レポートを提出しておりますので、認定された全員が減点10点となります(不正行為ですので、今後は今期の登録単位の全てを失います)。
6.2 (5/24) 『管理会計』第8章 企業価値の指標とVBM
スタン・スチュワート社(Stern Stewart & Co.) http://www.sternstewart.com/ 価値創出経営についての総合サイト(Value-based Management, 英文) http://www.valuebasedmanagement.net/
ハイパリオン社(Hyperion)のソフト紹介http://www.hyperion.com/products/quicktours/index.cfm 同社の日本語サイト http://www.hyperion.co.jp/index.html
第2版購入者のレポート回収
7.1(5/24) 『管理会計』第9章 経営計画の策定 アサヒビールのグループ中期経営計画 (http://www.asahibeer.co.jp/ir/index.html ) 横浜銀行の中期経営計画(http://www.boy.co.jp/k_t/index.htm )
7.1(5/31) 『管理会計』第9章 経営計画の策定 日経サイトの会社説明会映像を使用(http://ir.nikkei.co.jp/ エプソン、東芝、旭硝子) 新日石の連結中期経営計画 http://info.eneos.co.jp/gaiyou/e71_ga_renketsu.html
7.2 (5/31) 『管理会計』 第10章 予算管理 経営計画・予算管理の市販ソフトの説明 TKCのFX4 ( http://www.tkc.co.jp/products/index.htm ) 日本デジタル研究所(JDL)( http://www.jdl.co.jp/ibex-z/product/index.html ) 弥生 ( http://www.yayoi-kk.co.jp/products/ )
課題 配賦したプリントにあるcorporate modelをエクセルで再現しなさい(「Web-siteで学ぶ管理会計」を参考に、各セルには関係式を挿入のこと)。
8.1(6/7) 『管理会計』第11章 分権制組織の利益管理 SAP R/3を用いたアサヒ硝子の連結経営管理( http://www.abeam.com/jp/aboutus/ )
8.2(6/7) 中間試験(教科書と電卓は持参すること)(40点;但し予想平均点15点) 例題に沿った計算問題と、教科書の文章に沿っての穴埋め問題を出題します。教科書と電卓は必須です。忘れると問題を解けません。 中間試験の結果 40点満点 5名、平均点 23点
30点前後の人も少なくありませんでしたが、10点未満や0点の人が目につきました。今後の頑張りを期待しております。
試験を受けなかった人は、『管理会計ー価値創出をめざしてー』の第8章「企業価値とVBM」の感想文をA4用紙2枚にまとめ、7月12日の講義時までに提出して下さい(配点20点)。なお、レポートの書式は35字40行で、一枚目の最初の行に年月日と題名を、2行目に学年、学籍番号、氏名を記載し、3行目から本文を書き始めなさい。表紙なし。他人のコピーの提出は不正行為です。
9.1(6/14) 中間試験の解答 ・日立製作所(委員会等設置会社)の営業報告書および株主総会招集通知のコピーの配賦と説明 ・DIVA Corporationの連結会計ソフトの紹介 9.2 (6/14) 『管理会計』第12章 多国籍企業の利益管理 ・松下電工のセグメント別会計(セグメント財務諸表の作成) 三光合成株式会社のグローバル会計導入事例 (http://www.hnes.co.jp/Products/financial/global/case.htm )
・バーチャル工場見学のサイトのブラウズ ホンダ http://www.honda.co.jp/kengaku/ (鈴鹿、熊本製作所) ヤマハ http://www.yamaha.co.jp/edu/student/factory/ (楽器)
アサヒビール http://www.asahibeer.co.jp/brewery/ (西宮工場) 森永乳業 http://www.morinagamilk.co.jp/product/menu0301.html (結合原価(原料=牛乳)の例) 新日本石油 http://info.eneos.co.jp/ (会社概要) http://info.eneos.co.jp/environment/process/index.html (石油精製工程)
6/21 台風のため全学休講
10.1(6/28) 『管理会計』 第13章 製造プロセスの管理
・生産管理システム・ソフトTPiCS
日立システム http://www.hitachi-system.co.jp/tpics/index.html PiCSの説明デモ http://www.tpics.co.jp/ ・NECの品質管理活動(企業市民として)http://www.nec.co.jp/profile/
11.1 (6/28) 『管理会計』 第14章 標準原価管理 例題 『原価計算の基礎 理論と計算』 第7章 2限目の後半(11.30から)にこれまでの講義の感想文(@本講義で身に付いたこと、A本サイトのシラバスに記載された講義目的がどのように達成されたか。消化不良に陥っている人は自己分析を、B講義をより魅力的にするための具体的な提案)を書いて頂きます。
12 .1 (7/5) 『管理会計』 第14章 標準原価管理 例題 『原価計算の基礎 理論と計算』 第7章 12.2 (7/5)『管理会計』 第15章 ABCとサポート部門の原価管理 例題 『原価計算の基礎 理論と計算』 第13章 原価計算の新領域 第1節 Lead Software has been one of the premier providers of activity-based cost management software to organizations throughout the world.( http://www.leadsoftware.com/aboutus.html) 13.1 (7/5) 『管理会計』第16章 原価企画と原価改善
自由提出課題(提出は強制しません:10点)
NEC,富士通、大塚商会、内田洋行、TKCなどの情報関連企業のサイトにアクセスし、どのような管理会計ソフトが提供されているか、また、どのような動きが見られるかをA4用紙1枚以上2枚以内にまとめ、提出して下さい(提出日は7/5講義時)。なお、参照したサイトのURLは必ず記入して下さい。レポートの書式は35字40行に設定し、最初の行に年月日と題名を、2行目に学年、学籍番号と氏名を、3行目からに本文を書き始める。表紙なし。手書き、1枚に満たないレポートは未提出扱いとするので要注意。コピー・レポートの提出は不正行為です。
[コメント]7/5に上記の自由提出課題が200名余りの受講生からありました。いくつかのサイトを丁寧に調査した興味深いレポートが沢山ありました。ITが経営管理の実務にどのように活用されているのかについて、充分に理解できたと思います。これを機会に、システム・アナリストやソフトウエア開発技術者を目指すのもよいかと思います。皆さんの一層の飛躍を期待しております(上埜04.7.5)。
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