* 上埜進教授は甲南大学経営学部に1995年4月に着任し、2006年3月末まで経営学部に在籍した。2006年4月の甲南大学会計大学院の開学と同時に同大学院に移籍し、2015年3月末に定年で退職するまでの20年間、甲南大学に在籍した。上埜進教授の担当する学部科目に、管理会計、簿記入門、会計学総論、企業と情報、Accounting U、国際経営といった講義科目と、基礎ゼミ、演習 (ゼミナール) があります。
学部演習、ゼミ(Undergraduate Seminars)
ゼミ、すなわち、演習です。会計に焦点をあてた演習ですが、経営管理や税務の知識の習得はもちろん、法律スキル、情報処理技術、コミニュケーション能力.....等、ビジネスの世界で必要な広範な知識の習得と、深い洞察力の養成をねらっています
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管理会計 (Management Accounting)
管理会計は、企業経営のサポートに必要とされる会計情報の開発と利用に係わる領域です。学部三回生及び四回生を対象とする入門の講義ではありますが、管理会計の様々の技法の学習に終始することなく、それらを統合的に運用することが企業価値の創出にどうつながるかを理解できるように、問題意識をもって講義に望んでください。
簿記入門 (Book-keeping)
新入生を対象とする簿記入門の講義です。受講者全員が六月の日商簿記検定三級にチャレンジします。また、コンピューターによる情報検索や情報加工といった情報処理スキルの学習も行います。
会計学総論 (Principle of Accounting)
企業と情報 (Business & Information)
平成年14度から先生が担当する広域副専攻科目で、企業経営を支援する財務情報や非財務情報の、機能、作成、利用について、わかりやすく解説します。
Accounting U
国際経営 (International Management) 企業活動がグローバル化している今日、身近な企業が海外取引を展開していても珍しいことではありません。本講義は、多国籍企業とはどのようなものかという説明から入り、経営管理や利益管理の仕組み、活動の特徴等をレビューします。また、国レベルの文化の異同が多国籍企業の経営にどう影響するかについても検討を加えます。なお、本講義は広域副専攻科目です。
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